Vストローム250(V-Strom250) グリップヒーター実装!
こんにちは。ラボです。
実はツイッターを始めてたりするので,こちらもよろしくお願いします。
先日,勤労に感謝しながら天理まで
ラーメンツーリングに行ってきたのですが,
日没後の寒さたるや圧巻で,
あまりの寒さに帰路は手の感覚がありませんでした。
「グリップヒーターなんて金持ちのオッサンライダーが使う甘え丸出しのオカマカスタムなんだよ」
なんて思っていましたが,まあ帰宅後即刻ポチりましたよね。
グリップヒーターの購入を検討していたが、
— Labo (@labot66) 2017年11月28日
ロンツーは 1回/2週間
走行時間は 6時間/1回
寒いのは12週間/年
つまり年間36時間は凍えながらバイクに乗ることになるので、1万円のグリップヒーターを買う場合そいつはおよそ
300円/(1時間、年間)
という計算になる。安いな。買うか。
今回ポチったのは↑の商品です。
Vスト250のグリップ長さは 120mm(個人測定)なので,
HG120と表記されたモノを買いましょう。
こいつは,グリップヒーターのスイッチ部分に,
なんと電圧計の機能が備え付けられており,
夏場になると存在価値を失うグリップヒーターに
申し訳程度の存在理由を添えてくれる素晴らしい商品です。
実際,一昔前のキャブ車から乗り換えた身としては
「FI車はバッテリーが逝くと冗談抜きで詰む」
という印象を持っているので,バッテリー状態を知ることができるのは
ありがたいですね。
ほかにもこんな商品もありました。
VストにはUSBポートも簡単につけられるし,アリか・・・?
届いたやつ。
Webikeマジで速達性能がすごい。Amazonの比じゃない。
早速取付作業にかかります。
まずは純正グリップを外す作業。
※写真はありませんがバーエンドの外し方※
Vストローム250のバーエンドは,純正ながら
「ヘビーバーエンド」というカスタム品のようなものを使用しています。
模式図をつくりました。要はこういうことです。
何が言いたいかというと,
「バーエンドを外すときは六角ボルトを緩めすぎないように!」
ということです。
ある程度緩めたらあとは圧倒的腕力で引き抜きましょう。
緩めすぎてボルトが外れると,ゴムやら何やらが全て
ハンドルバー内部に取り残されることになるので,
救出作業は非常に難航します。
(実際,今日の作業時間の6割はこいつらの救出でした)
では,バーエンドも無事?外れたところで,グリップを剥がしていきます。
グリップの外端と内端に少し接着剤が塗られています。
外と内,このようにマイナスドライバーでこじ開けます。
こじ開けた隙間にパーツクリーナーを突っ込んで,
軽く潤滑してから抜き去ります。
なんかキタネ。
スロットル側のグリップを剥がす際は,
回転部を傷つけないよう注意して行いましょう。
次の作業は,ちょっと雑なので個人の判断で行ってください。
このグリップヒーターは柔軟性がないので,
下の図のようにスロットル側ハンドルバー外端に返しが付いてると,
まあまともに装着することができません。
なので今回はDIYということで,
この赤い部分をはさみとヤスリで削ぎ落とします。
案外簡単に削ぎ落とし終わります。
では,グリップを取り付けます。
クラッチ側にグリップを取り付ける際には,
軽く接着剤を塗っておきましょう
クラッチ側。
若干隙間が空くが,これはハンマーで叩けばなんとかなる。
スロットル側。
実際,内端のカエシも削るのがいいのだろうが,
私はそこまで神経質ではないので省略しました。
たぶんお店でも削ったりはしないと思います。
次に配線作業。
これがメチャクチャ簡単で,
「グリップ&スイッチから出ている赤と黒の線をそれぞれ
キー連動の線とバッテリーの負極とに何らかの方法で接続する」
それだけです。なんてよく出来た商品。
本体から出ているハーネスだけでは全く長さが足りないので,
別途導線を用意しておきましょう。
エーモン ダブルコード 0.50sq 6m 赤/黒 M271
- 出版社/メーカー: エーモン工業(amonkogyo)
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
これを引き裂いて赤&黒で使うのが良いと思います。
ハンドルバーから画像のカウルの中を通って,
シート下までキボシを導きます。
延長しなくては,画像の黄色い線の位置くらいまでしか届きません。
電源ですが,キーオンと連動する位置からとってきます。
今回は,IGNITIONからパクっと頂戴しました。
↑↑このやり方は「クソカスタム」であることが
後日判明しました。詳細はコチラ↓↓
電源を本体配線の赤い方に,
バッテリーのマイナス端子を本体配線の黒い方に接続したら,
作業は終了です。
最後にスイッチ兼電圧表示パネルを装着します。
配線が右向きに出ているので本来はクラッチ側につけるのでしょうが,
そっち側には何名かの先客がすでにいるので今回はスロットル側につけました。
テスト走行に出かけましたが,これがもう超あったかい。
走っている最中にも
「あったかいなー,ああ,あったかい。あったかいなー。うふふふふ。」
みたいな思考しか発生しなくなる程度にはあったかいです。あったかい。
お金に余裕のあるみなさんは是非どうぞ。