Vストローム250(V-Strom250) スプロケット交換

 

こんにちは。ラボです。

 

 

 

 

今回は、「フロントスプロケット交換」の方法について

解説したいと思います。

 

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駆動系のカスタムは一見難しそうですが、

注意点に気をつければDIYでも交換可能です!

工具代3000円程度でできるので、一度挑戦してはいかがでしょうか。

 

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今回、カスタムに使うのはこちらのスプロケットです。

純正品と同じかそれ以上の性能なのでオススメです!

 

 

1.チェーンを緩める

 

まずはリアアジャスターを調整してチェーンを緩めます

 

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2.フロントスプロケットカバーを外す

  

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使う工具

 

 

 

上の写真の2つのボルトをゆるめて、外します

普通のレンチでは届かないので、ソケットレンチを使います

 (カバーに泥汚れがついている場合はついでに掃除!)

 

3.フロントスプロケット取り外し

 

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まずは、ワッシャーの潰れている部分をペンチなどで広げます

(空回り防止のために潰されています)

次に、M30のボルトをトルクレンチまたはスピンナーハンドルで外します

 

 M30、なんて大きなソケットは普通付属していないので、

別個で購入してください

 

※ボルトの大きさがわからないときは、

このようなデジタルノギスが便利です。安い!

 

 ここで、もしタイヤが空転してしまう場合は、

リアブレーキを踏んだ状態で、ナットを緩めます 

 

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4.スプロケット交換

 

 用意しておいた交換用のスプロケットを装着します。

 

 

 

あとは逆の手順で作業を進めて、

最後にチェーンの張りを適切にしたら作業完了です

 

5.スプロケット慣らし

 

スプロケットは慣らしが必要です

最初は、金属の角が接触する音が目立つかもしれませんが、

500kmも走れば、表面が均されて音が気にならなくなります

 

 

 

↓オススメのカスタム記事

Vストローム250(V-Strom250) キーオン電源配線の取り出し方

こんにちは。ラボです

 

 

イントロダクション

わたしはETC以外の整備を全て自前でやっています。

ただ、FIエラーはどうしても消せなかったので、

店に点検に持っていくことにしたのです

 

整備士さん「なんですか、このウンコみたいな配線は」

 

わたし「自分でやりました。なにがマズイですか?」

 

整備士さん「全部ダメです」

 

その後、暇を持て余していた(?)整備士さんに

「バイクの配線組みの真髄」を教えてもらったので、

今回は、反省の意味も込めて、配線の方法を紹介します

 

ダメな配線の例

DIYで変な配線を組んでいると、

電気関係の故障がすべて保証外になる可能性があります

 

例:配線コネクターを使っちゃう

配線コネクターは、あくまで簡易的に配線を分岐させるものです

配線と部品の接触面積が小さく、接触不良となる可能性があります

火花がタンク内のガソリンに引火する!可能性もあり非常に危険です

 

https://www.google.com/search?sxsrf=ALeKk00KSBgcpQPmNsecRYv7mDJTlpXekA:1596771091043&source=univ&tbm=isch&q=%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF+%E9%85%8D%E7%B7%9A+%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E4%B8%8D%E8%89%AF&client=firefox-b-d&sa=X&ved=2ahUKEwjEx6ztk4jrAhXE62EKHbJKC44QsAR6BAgMEAE&biw=1858&bih=978

正しい配線に必要な道具

バイクの配線接続には、次の2つのどちらかの方法で

施工することをオススメします!

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1.ハンダづけ

雨や振動にたいへん強く、間違いのない接続方法です

バイクの場合、屋外の作業になるので、

ポータブルハンダゴテが必要になります

goot 簡単便利な電池式 コードレスはんだこて MSD-20

goot 簡単便利な電池式 コードレスはんだこて MSD-20

 
goot 電子工作用はんだ SD-63

goot 電子工作用はんだ SD-63

 

 

2.圧着端子(キボシ)

キボシとよばれるものを力ずくで圧着し固定する方法です

振動にも強く、接触不良も生じにくいので、

コダワリがなければこちらがおすすめです

キーオンに連動した配線

スズキのバイクは一般的にオレンジの線がキーに連動しています

↓OUTLETなどはオレンジ色の配線になっていることがわかります

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・グリップヒーター

ドライブレコーダー

フォグランプ

など、キーに連動して動かす配線は、

オレンジのラインから電力をとるようにしましょう

 

ヒューズの数字>電力の大きさ に気をつける

 

過剰な電流が流れることを防ぐため,

各配線の根本にはヒューズが搭載されています

 

www.pecj.co.jp

3A、10Aなどと書かれているのが、ヒューズの許容電流です

配線に取り付けるデバイスに流れる電流値の合計値が

ヒューズに記された値を超えないようにしましょう

 

例:ドライブレコーダー(消費電力30ワット)

を接続する場合に流れる電流の大きさは、

W=V*I より I = W/V なので、

電流 I = 30÷12 = 2.5

 

 

30Wの機器にはだいたい2.5Aの電流が流れることがわかります

このようにして、接続する機器の電流値の合計を確認しましょう

 

電源の取り出し方:OUTLETから分岐させる

ここからは、整備士の方に教わった配線の接続方法を記載します

一番安全な方法はOUTLET端子から電源をとることです

 

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奥に見えているオレンジの配線は

キーオンに連動した電源の配線なので、

 このヒューズから電力をとることができます

 

※ここからは自己責任

3Aの容量では、フォグ等を光らせるのには容量が足りません

なので、この3Aヒューズを10Aヒューズに交換することで

フォグランプや、グリップヒーターなどに電源を供給できます

 

注意:IGNITIONから電源をとってはいけない

ちなみに,IGNITIONの配線(これもオレンジ)からも

電源をとれますが,これはオススメしません

IGNITIONはエンジンの点火に使うための電源配線なので、

エンジンの回転に影響を与える懸念があります

 

複数機器に電源を送る場合

 

 

 

・グリップヒーター

ドライブレコーダー

フォグランプ

など、複数の機器に電源を送る場合は、

このような分岐ハーネスを用意するようにしてください

エーモン Y型接続端子 ギボシ端子用 M259

エーモン Y型接続端子 ギボシ端子用 M259

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive
 

 

配線接続作業の手順

実際に、配線をつなぐ作業の方法は、

別の専門家のサイトにおまかせしたいと思います

次のサイトにわかりやすい手順が乗っているので、

参考にしてみてください

 

  

 

 

Vストローム250(V-Strom250) エンジンガード購入&取り付け!

 

 

こんにちは。ラボです。

 

 

今回は,エンジンガードを買って装着するまでの記事になります。

Vストローム250といえばエンジンガード!

完全に見た目が好みのエンジンガードがあったので、紹介します。

 

 

エンジンガードの購入サイト

今回購入したのはこちらの商品です

Vストロームと同じ、中国製造品

 

https://advenriders.thebase.in/items/11162472

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取り付け方法

https://advenriders.thebase.in/items/11162472

上記サイトから購入した場合、サイトオーナーによって、取り付け方法を書いた手順書が送られます

 

・スピンナーハンドル

・トルクレンチ

 

のように、ちょっとだけ特殊な工具が必要でしたが、削る/壊すなどの復元不可能な手を加えずに取り付けをすることができました。作業時間は2時間(ビビりながら作業)でした。

 

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インプレッション

今回上記のエンジンガードを選んだ理由としては,「教習車感」がでないことでした!

 

①色がブラックであり車体に馴染むこと

②細いこと

③あまり車体のフォルムを崩さないこと

 

を重視しました。ほかのエンジンガードとくらべてもらえば分かるように,このエンジンガードはカウルとの隙間が控えめで,かなりスッキリした印象になります。

 

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乗車視点からの写真です。存在感は十分ですが教習車のようなモッサイ感じはしないので、かなり気に入っています。

 

写真集

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購入したサイトはコチラです!

https://advenriders.thebase.in/items/11162472

Vストローム250(V-Strom250) ヨシムラマフラー走行音!

 

(2019年5月 動画を追加しました!!)

 

こんにちは。ラボです。

 

Vストローム250の発売開始から早5ヶ月,

ようやくマフラーが発売されます。

 

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shop.yoshimura-jp.com

 

 待ったぞ・・・・・・ヨシムラァ・・・・・・・・・・

 

マフラーの出力特性のグラフはこのようになっています。

 

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上のグラフは回転数ごとの出力(PS)を表していて,

下のグラフは回転数ごとのトルクを表しています。

 

これを見るに,ちょっと気張って加速する際によく使う

5000~7000回転あたりの出力特性に関しては,

完全に純正品を上回っているようです。

 

トルクも,数%程度は向上しているのでしょうか?

 

私事ですが,Vストローム250を購入した最大の理由が,

この素晴らしいエンジン特性だったということもあり,

今回発売されるマフラーがその特性を大きく逸脱していないことは

非常にうれしいですね。

 

 

 ------

 

さて先日,このマフラーの走行音を撮影してきたので

こちらを貼って終わりにしたいと思います。

 

Vストローム250 ドレスアップタンクパッド
Vストローム250 ドレスアップタンクパッド

 

 

 

 

↓クリックで商品ページに飛びます

思い立ったが吉日,さあヨシムラ 

 

YOSHIMURA ヨシムラ/スリップオン R-77S サイクロン EXPORT SPEC 政府認証

YOSHIMURA ヨシムラ/スリップオン R-77S サイクロン EXPORT SPEC 政府認証
YOSHIMURA ヨシムラ/スリップオン R-77S サイクロン EXPORT SPEC 政府認証 Vストローム250

 

 

 

 

 

Vストローム250(V-Strom250) グリップヒーター実装!

 

こんにちは。ラボです。

実はツイッターを始めてたりするので,こちらもよろしくお願いします。

 

 

twitter.com

 

先日,勤労に感謝しながら天理まで

ラーメンツーリングに行ってきたのですが,

日没後の寒さたるや圧巻で,

あまりの寒さに帰路は手の感覚がありませんでした。

 

 

 

「グリップヒーターなんて金持ちのオッサンライダーが使う甘え丸出しのオカマカスタムなんだよ」

 

 

 

なんて思っていましたが,まあ帰宅後即刻ポチりましたよね。

 

 

 

 

ENDURANCE エンデュランス/グリップヒーターセット HG120
男の中の男にのみ許されたカスタム,グリップヒーター

 

今回ポチったのは↑の商品です。

Vスト250のグリップ長さは 120mm(個人測定)なので,

HG120と表記されたモノを買いましょう。

 

こいつは,グリップヒーターのスイッチ部分に,

なんと電圧計の機能が備え付けられており,

夏場になると存在価値を失うグリップヒーターに

申し訳程度の存在理由を添えてくれる素晴らしい商品です。

 

実際,一昔前のキャブ車から乗り換えた身としては

「FI車はバッテリーが逝くと冗談抜きで詰む」

という印象を持っているので,バッテリー状態を知ることができるのは

ありがたいですね。

 

 

ほかにもこんな商品もありました。

VストにはUSBポートも簡単につけられるし,アリか・・・?

 

 

 

 

 

 

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届いたやつ。

Webikeマジで速達性能がすごい。Amazonの比じゃない。

 

早速取付作業にかかります。

まずは純正グリップを外す作業。

 

※写真はありませんがバーエンドの外し方※

Vストローム250のバーエンドは,純正ながら

「ヘビーバーエンド」というカスタム品のようなものを使用しています。

 

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模式図をつくりました。要はこういうことです。

何が言いたいかというと,

「バーエンドを外すときは六角ボルトを緩めすぎないように!」

ということです。

 

ある程度緩めたらあとは圧倒的腕力で引き抜きましょう。

 

緩めすぎてボルトが外れると,ゴムやら何やらが全て

ハンドルバー内部に取り残されることになるので,

救出作業は非常に難航します。

(実際,今日の作業時間の6割はこいつらの救出でした)

 

では,バーエンドも無事?外れたところで,グリップを剥がしていきます。

 

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グリップの外端と内端に少し接着剤が塗られています。

外と内,このようにマイナスドライバーでこじ開けます。

 

こじ開けた隙間にパーツクリーナーを突っ込んで,

軽く潤滑してから抜き去ります。

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なんかキタネ。

 

スロットル側のグリップを剥がす際は,

回転部を傷つけないよう注意して行いましょう。

 

次の作業は,ちょっと雑なので個人の判断で行ってください。

このグリップヒーターは柔軟性がないので,

下の図のようにスロットル側ハンドルバー外端に返しが付いてると,

まあまともに装着することができません。

 

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なので今回はDIYということで,

この赤い部分をはさみとヤスリで削ぎ落とします。

 

案外簡単に削ぎ落とし終わります。

では,グリップを取り付けます。

 

クラッチ側にグリップを取り付ける際には,

軽く接着剤を塗っておきましょう

 

 

 

 

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クラッチ側。

若干隙間が空くが,これはハンマーで叩けばなんとかなる。

 

 

 

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スロットル側。

実際,内端のカエシも削るのがいいのだろうが,

私はそこまで神経質ではないので省略しました。

たぶんお店でも削ったりはしないと思います。

 

 

次に配線作業。

これがメチャクチャ簡単で,

 

「グリップ&スイッチから出ている赤と黒の線をそれぞれ

キー連動の線とバッテリーの負極とに何らかの方法で接続する」

 

それだけです。なんてよく出来た商品。

 

 

本体から出ているハーネスだけでは全く長さが足りないので,

別途導線を用意しておきましょう。

エーモン ダブルコード 0.50sq 6m 赤/黒 M271

エーモン ダブルコード 0.50sq 6m 赤/黒 M271

 

 

これを引き裂いて赤&黒で使うのが良いと思います。

 

 

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ハンドルバーから画像のカウルの中を通って,

シート下までキボシを導きます。

延長しなくては,画像の黄色い線の位置くらいまでしか届きません。

 

 

電源ですが,キーオンと連動する位置からとってきます。

今回は,IGNITIONからパクっと頂戴しました。

 

↑↑このやり方は「クソカスタム」であることが

後日判明しました。詳細はコチラ↓↓

 

 

電源を本体配線の赤い方に,

バッテリーのマイナス端子を本体配線の黒い方に接続したら,

作業は終了です。

 

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最後にスイッチ兼電圧表示パネルを装着します。

配線が右向きに出ているので本来はクラッチ側につけるのでしょうが,

そっち側には何名かの先客がすでにいるので今回はスロットル側につけました。

 

 

テスト走行に出かけましたが,これがもう超あったかい。

走っている最中にも

「あったかいなー,ああ,あったかい。あったかいなー。うふふふふ。」

みたいな思考しか発生しなくなる程度にはあったかいです。あったかい。

 

 

お金に余裕のあるみなさんは是非どうぞ。

 

 

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今回登場したグリップヒーター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vストローム250(V-Strom 250) 防風性能の実験!

こんにちは。ラボです。

 

本日は,久々に台風のこない週末となったので

ツーリングに行く,と見せかけて,

 

Vストローム風洞実験的なことをしてきました。

 

www.gbrc.or.jp

今回私が行ったのは↑のようなきちんとした実験ではなく,

風洞実験」とは名ばかりの完全DIY実験になります

 

Vストローム250は250ccクラスのアドベンチャーとして売り出されているので,

「さぞかし防風性能がいいんだろうなぁ!?」

と期待する声が多く,しかし実際にこれを検証した記事は少ないので・・・

 

今回の実験の目的は

 

「ナックルガード,スクリーン,カウルには

どの程度の風防効果があるのか?」

 

これを検証することとします。

 

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理想としては,この画像に示すように,

 

①スクリーンが上半身への風を防いでいる(できればヘルメット上部も)

②ナックルガードが手に当たる風を防いでいる

③フロントカウルが膝・スネに当たる風を防いでいる

 

さすがに高望みですが,これらの要件はどの程度満たされているのでしょう?

既に乗っている人も,これから買う人も興味のあるところじゃないでしょうか

 

 

 

まずはタフトを用意します。

 

「タフト」というのは風洞実験などの流体力学分野において

流れの可視化のために用いる「細くて軽くて見えやすい紐」のことです。

 

www.youtube.com

Youtubeに掲載されていたタフトを用いた流れの可視化実験の模様です。

 

本来はこのように流体の方向や乱れ具合を調べるために,

なんかよく分からないけどイイカンジの形状の紐を用いるのですが,

 

これはAmazonでさえ売っていないようなシロモノなので自作します。

 

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用意するのはこちらの品々。

 

まずは荷造りヒモを細かく引き裂きます。

 

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そうしたら,ガムテープの上に並べます。

これで,簡易タフトたちの完成です。

 

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※注釈

今回の画像だとちょっと隣のタフトとの距離が近すぎて,

絡まってしまうことが多々合ったので,

もしご自身で試されるならもっと広い間隔でも

十分に測定はできると思います。

 

 

タフト群が完成したら,これを流れの様子を知りたい部分に貼り付けます。

 

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最初は車体を傷つけたくないのでマスキングテープを用いましたが,

粘着力不足を感じ,結局ガムテープで補強しました。

 

では走っていきます。

 

まずは早々に結論の出た,

フロントカウルの防風性能について。

膝付近のタフトに注目して御覧ください。

 

https://i.imgur.com/vy1G9eh.gif

 タフトがなびいて,膝にあたっているのがわかります。

つまり,カウル表面を伝う気流は膝に直撃しているので・・・

 

フロントカウルの防風性能は,皆無です!

 

もともと防風を目的として作られた部品ではないので,

致し方ないといえば致し方ないのですが。

 

大排気量アドベンチャーのような風防性能は期待できませんね。。。

 

 

では次に,スクリーンとナックルガードの防風性能を見ます。

 

https://i.imgur.com/9P4WtRT.gif

 

・・・めちゃくちゃタフトが絡まっているので,

絡まっていない子たちを見て判断しましょう。

 

 スクリーンの防風性能について,

平均的に見れば,ヘルメット上部に取り付けたカメラの方を

向いているタフトが多いですが,

 

ある瞬間に注目してみると,一部のタフトは顔面の方を向いており,

ヘルメットには風が当たっていることが確認できます。

乱流成分を食らっているということですねー。

 

 gif動画にも写り込んだ私愛用のヘルメット。

シンプルなデザインがよく馴染む。冬向け。

ウインズジャパン〔WINS JAPAN 〕X-ROAD ソリッド マットブラック L 535

ウインズジャパン〔WINS JAPAN 〕X-ROAD ソリッド マットブラック L 535

 

 

 

しかしながら体への風はおおよそブロックしてくれているので,

スクリーンの防風性能は高いと言ってよいでしょう。

流体力学的に考慮されたヘルメットを被れば上半身は最強となります。

 

 

またナックルガードですが,

この速度域だと手の甲を這うようにタフトがなびいていることがわかります。つまり,

手に風が直撃しているわけではないが決して防風性能は高くない

といって差し支えないでしょう。

 

しかしながら冬場走ることを考えると,

指先が凍てつく問題はこのナックルガードによって

かなり解決されているといえます。

 

なので,

「冬場になると手のひらは大丈夫だけど指先は凍結不可避」

というようなレベルのグローブであれば十分使用に耐えると思われます。

 

Webikeでこのような防風性能を高めてくれそうなブラケットを

発見したので,ポチりました。

来週以降機会のあるときにこちらでも実験してみたいと思います。

(本当はステーが欲しかっただけなんだけどね)

 

DAYTONA デイトナ/スクリーンオフセットブラケット
DAYTONA デイトナ/スクリーンオフセットブラケット V-STROM250

 

 

結論

 

 

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冬は防寒グッズを整えよう

 

 

Amazonで見つけた謎のグリップヒーター。

usb給電なのでVストとの相性抜群。

誰かレビューしてください,待ってます。

 

 

 

 

 

Vストローム250(V-Strom250) トリプルパニアケースの寸法と収納力

こんにちは,ラボです

 

 

今回は,Vストローム250の最大の売りである

「トリプルパニアケース

 

これにどの程度荷物が入るのか検証してみたいと思います

 

  

 

 

実際,Vストの購入を迷っている人の多くは

パニアケースの能力が気になることでしょう

 

そこで今回は、

実際にケースの寸法を測ってみたいと思います!

また、どのような品がどのくらい入るのかも

検証したいと思います

 

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外観・内観(トップケース)

まずは外観の比較

 

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↑これがトップケースで

 

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↑これがサイドケース

 

特に違いはないように見えますが,

サイドケースは取り付けの都合上、

角が若干削られていて段差になっています👇

 

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↑横から見た写真

上がサイドケース、下がトップケース

 

 

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トップケースを開くとこんな感じです

 

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サイドケースはこのように、

段差があるため箱の深さが途中で変化します

 

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また、サイドケースは車体に横向きにとりつけられるので、

このようなクリップで荷物が

崩れ落ちないような設計となっています。

  

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 ちなみに私はサイドケースを黒く塗っています

格好いいでしょう?

 

それでは寸法を測定していきます。

 

寸法測定結果:トップケース寸法

幅370 × 奥行270 × 高さ290

(高さ:本体160 + 蓋部130)

 

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寸法測定結果:サイドケース寸法

幅380 × 奥行270 × 高さ240~310

(高さ:本体140~210 + 蓋部100)

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カップ麺を入れるとこんな感じになります

なにかの参考になれば幸いです

(結構広いですね?)

 

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キャンプツーリングを想定

 

今回はキャンプツーリングを想定して,

キャンプ道具やらを投入していきます。

 

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サイドケースにコンロ,炭,クッカー,

バーナー,ガスボンベ,ヘッドライト等を詰め込みました。

 

 

 

↑このように比較的コンパクトな

キャンプ道具なら、

片一方のパニアに全て収まります。

 

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余った空間にユニクロのフリースも入っちゃう!

冬場のキャンプは衣服類もかさばるので、

実際かなり優秀です。

 

パニア1:道具と寝間着

パニア2:薪・炭

パニア3:からっぽ

後部座席:テント、マット、椅子

 

このように組み合わせることで

「トップケースを空にしてキャンプツーリングに向かう」

という最強の状態が完成します

 

キャンプツーリングをしたことがある人はわかると思いますが

これはもはや無敵の布陣というほかない最高の状態です

 

ウェア/グローブの収納

 

小さい、小さいと言われるトップケースですが、

たとえば旅先でお店なんかに入る場合には

 

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このようなかさ張る冬用プロテクタージャケットは

置き場に非常に困ります。

 

しかし、トップケースなら…

 

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このように手袋とひとまとめにして

トップケースにしまっておくことができます。

 

ヘルメットは入らない?

 

このように、見かけ以上に容量のあることが

わかったトップケースですが、ひとつ致命的な弱点が…

 

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なぜ、SHOEIのXLヘルメットは収納できない、、、

 

いったい設計者は何を参考に寸法を決定したのでしょうか?

その謎を探るため一行はアマゾンの奥地に向かいましたが

Vストはオフロード仕様ではないのですぐにスタックしました

 

 

 

おすすめの社外製リアケース!

 

https://advenriders.thebase.in/items/22767278

 

…ちなみに,こちらの通販サイトでは

Vストローム専用設計の大型ジュラルミンケースが購入できます

 

ヘルメットも楽々入る余裕の設計なので

積載至上主義の方にはたいへんオススメです

 

以上、みなさん注目のVストローム250

パニアケースの紹介でした。